【学生向け】自分に合った接骨院・整骨院の就職先を決めるコツ

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柔道整復師・鍼灸師の専門学校に通学中に決めなくてはならない最大の関門である”就職”で失敗しない方法をご紹介していきます。

専門学校・大学に入学した時点で資格取得後にどこでどう働きたいかを決めている人は少ないと思います。そこで、今回は良い就職先の見つけ方や探し方について細かく分解して考えていきます。

 

 こんなお悩みの方に

▪国家資格取得後の働き方が定まっていない

▪どこに就職するのが良いか分からない

▪就職先を選ぶコツを知りたい

▪どうやって良い職場を見つけられるか知りたい

▪安定した就職先を希望している

 

 

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就職先を選ぶときの考え方

就職先を選ぶときに何を重要視しますか?

上記の問いに対して自分自身が何を大切にしていて、何をしたいのか。をスグに出せる場合には問題無いと思います。ですが、スグに出てこなくて何を重要視するのかが定まっていない場合にはそこから考えていく必要があります。

まず、この資格を取得しようと思ったキッカケを思い出してみてください。その時の想いが就職先を決めるときに重要なポイントになります。多くの方がこの最初の想いを忘れてしまい、好条件を出されている就職先を探しがちです。

給与や福利厚生などの条件を最優先にしてしまがちということです。今、接骨院・整骨院業界は学校の授業では習わない技術や知識を使った施術が多くなっています。例えば、骨盤矯正とかです。時代の流れとして、骨盤矯正などの整体が人気あるのも事実です。

骨盤矯正をメインにするのが悪いというわけではなく、自分自身が柔道整復師・鍼灸師の資格取得を志した想いと一致しているかどうかが大切です。スポーツ競技を経験し、そのような選手をサポートしたいと思って学校に入学している方が多いはずです。実際にそのサポートを実現できる接骨院・整骨院は現状で限られてきています。

その限られてきてしまっている理由についてを次にご紹介します。



接骨院・整骨院の現状

現状の接骨院・整骨院でスポーツのケガに特化した所は減少傾向です。その理由は高度な包帯技術や骨折・脱臼の整復、テーピング技術を伝える人が少なくなってしまっているのと技術習得までにかかる時間が長いからです。

全身の整体や筋膜リリース、骨盤矯正といった施術の方が骨折・脱臼の処置より圧倒的に習得期間は短いです。スタッフ同士で練習を重ねておおよそできたらすぐに施術デビューができてしまうので大きなグループ院や一つの施術に特化した個人院などでは導入しやすい特徴があります。

そして、その技術を高単価な回数券を購入させる営業ノウハウを伝えられて実施していくというところが多いのです。実際にこの部分は就職説明では言われないことがほとんどです。多くの店舗を展開しているグループで”健康”をメインに掲げているところは正直怪しいです。

柔道整復師・鍼灸師の施術で”体の健康”を作ろうとした場合に骨盤矯正や整体、美容といったジャンルで提供している可能性が高いからです。そして、柔道整復師で言えば捻挫・打撲・挫傷・骨折・脱臼といったジャンルに全く入ってこない部分になります。”人々の体を健康に”や”健康寿命に貢献できる会社”などの言葉の背景にはここまでお話ししてきた骨盤矯正をメインにやっています。という表れになります。

 

柔道整復師 就職

しかし、柔道整復師・鍼灸師として”体の健康”をサポートしたいと考えている人もいらっしゃいます。そのような方は上記で紹介したような接骨院・整骨院への就職は良いと思います。ここでお伝えしたいポイントは、”自分自身が志したときの想いを体現できる就職先かどうか”ということです給与や福利厚生の良さで引っ張られてしまうと後になって後悔することになります。

上記が必ずしもそうであるとは言い切れませんが、表向きに回数券の販売促進については触れておらず入社後にノルマを課せられて苦しくなるというケースは良く聞く話です。なので、この資格を取得し、就職先へ入社してから気づくのではなく、資格取得前にどんなポイントを見て就職先を選定していく方が良いです。

良し悪しの判断する方法

次に就職活動をするとき何を見て判断をすれば良いかですがそれは、希望の就職先の求人情報、ホームページ、SNSなどを全て一度確認をすることです。確認が可能な情報は全てに目を通すことで一貫性や本当の特徴などを捉えることができます。

柔道整復師に出来る”捻挫・打撲・挫傷・骨折・脱臼”といった処置に関する情報や実績などの有無。一番推している施術の有無。広告やホームページ等に使用している表現など。全てを確認することで実際の入社とのギャップを埋めていく行動は大切になります。

企業就職説明会で聞くような、表向きの良いことだけに惑わされることなく自分自身のやりたいことと一致する就職先を見つけられる可能性を高めることもできます。

あとは、いくつかの職場を実際に見学し資格取得後の働き方をイメージできるかどうかを確認しましょう。自分自身がそこへ入社したときにどう働いて、どう活躍していくのか。というイメージを描きやすいかどうかです。

 

①何をしたいか・携わりたいか
②それには何が必要か
③どんな環境が理想なのか
④将来はどうなりたいのか
⑤その将来なりたいことの最短ルートはなにか
最低限上記の5項目については決めておくと自分にあった就職先に出会える可能性は高くなります。もう一点重要なことは、基本的にいくつか見に行くようにしましょう。1つの接骨院・整骨院だけでは比較ができないので良いと思っても見学はしてみた方が良いです。

まとめ

今回ご紹介した就職先の見つけ方はあくまで一例になりますが、入社してから後悔してしまうケースも多くあります。以下のまとめを元に改めて就職活動をしてみてください。

【就職先を決める5つのポイント】

・健康をメインに謳っている接骨院には回数券制度がある場合が多い 

・柔道整復師の資格を活かせる接骨院は減少傾向
・給与は支払総額で手取りではない
・自分の本当にやりたいことは何か

・自分のやりたいことがそこでできるのか

実際に希望する接骨院・整骨院に見学をした際に質問をすることも大切です。

・どんな活動をしているのか?

・どの層の人たちが来ているのか?

・自分のやりたいことができる環境か?

説明を聞くだけでなく、しっかりと質問をして自分が納得できる環境を手に入れましょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

この記事を書いた人
kazu

柔道整復師の資格を持っており
接骨院業界に10年以上携わっています

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▪接骨院マーケティング
▪身体の痛みの豆知識
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