今、時代は物凄いスピードで進んでいます。そんな現代に欠かせない存在となっているSNSですが集客や他との差別化を図る目的でも使用されている方も多くいます。
接骨院・整骨院のアカウントを作成して利用している先生も多いのではないでしょうか。
ですが、運用していてもなかなか成果が出ずに辞めてしまうケースも多くあるのがSNSです。
今回はそもそも接骨院・整骨院でSNS集客はできるのか?SNSマーケティングはどうやってやるべきか?などを深堀りしていき、実際に活用できるように詳しくご紹介していきます。
▪SNSって難しいし、よくわからない
▪どのSNSを活用すべきかわからない
▪意識的に運用しているけど集客はできていない
▪投稿する内容が思いつかない
▪運用を継続すべきか悩んでいる
SNSの種類
SNSの種類についてですが、インスタグラム・Twitter・Facebookなどがありますがどれを選択するかで行なっていく施策も異なってきます。店舗のアカウントで運用する際にやりやすいのはインスタグラム(Instagram)かLINEではないでしょうか。TwitterやFacebookとは異なる部分がいくつかあります。
日本のユーザー数でいうと、LINEが8800万人、Twitterが4500万人、Instagramが3300万人、Facebookは2600万人となっています。ぶっちぎりでLINEが1位となっています。その背景にはメールや電話などの代わりとなる連絡も網羅でき、企業情報やクーポンなどのお得な情報も入ってくるのことから利便性の高さで安定の人気度となっていると思われます。
その中でも、接骨院・整骨院の先生が運営していく上でオススメのLINE公式とInstagramに絞ってそれぞれのメリットとデメリットをお伝えできればと思っています。
LINE公式運用のメリット
LINEはみんなが日常的に使用しているため、友達追加をしてもらえれば直接ユーザーに情報を届けることができるので運用していくツールとしてオススメです。無料で5000人まで登録可能なので接骨院1店舗のみで考えた場合に埋まることはほぼないと言えます。仮に月に100名の新患が来院してそれを毎月できてかつ全員が登録した場合に100×12ヶ月で1200人です。これでもまだ余裕がある状態です。
LINE公式はいわゆる”DM”形式のアプローチになるため、一度来院して登録した患者様に定期的な情報発信で休眠顧客を減らすことも可能になります。
また、その他にもLINE公式で得られる効果がたくさんあります。たくさんある中でも接骨院・整骨院で得られる5つの効果をまとめました。
②クーポンや新しいサービスを最速で届けられる
③診療時間変更等もすぐに伝えられる
④予約システムとしての役割も持つ
⑤圧倒的なユーザー数なので囲いこみがしやすい
LINE公式の場合、定期的な配信は必要になるものの月に2回くらいのペースで配信するだけなので院の診療隙間時間にもできるアプローチになります。チラシを配っても反応率がどんどん悪くなる時代になってきているので1人の顧客との関係性を深めることに注力できるLINE公式はオススメです。
LINE公式運用のデメリット
LINE公式のメリットだけでなく、デメリットもご紹介します。
まずは、運用において一番大切な友達の追加をしていただかないと情報を発信しても届きません。なので院内で友達追加の案内をしていく必要が出てきます。ポップの作成や受付時に案内をするといった行動は必須になります。
次に、LINE公式は定期配信が必要なので忘れずに更新できるような環境作りが大切です。”誰がどのように、何を”という部分まで決めておくと継続運用ができます。最後にリッチメニューと呼ばれるLINE公式を更新する上でとても大切なことがあります。このリッチメニューとは、画像にリンクをつけることができるのでホームページの流入にもつながります。
上記の3つは運用していく上で最低限必要な部分になります。友達追加は促せても運用の自信がないという方は下記をご参照ください。
インスタグラム運用のメリット
次にインスタグラム運用のメリットですが、それは急増しているユーザー数の多さです。ユーザー数の多さから情報の発信内容や情報を届けたい人(ペルソナ設定)を決めやすいという点が運用メリットのひとつです。また、インスタグラムはユニークユーザー数(登録だけでなく実際にいいねや投稿をしているユーザーの数)も多いので投稿内容の方針を固めることができれば、企業アカウントではなく一般ユーザーからのフォローも増えていきます。
②利用イメージを先に与えらえる
③利用して欲しいユーザーに向けた発信が可能
④来院していただいた患者様との連絡ツールになる
⑤患者様の拡散効果を期待できる
インスタグラムは、”運用の仕方”で大きく結果が変わってきます。実際に筆者もビジネス用アカウントで月間1万インプレッションは獲得できています。FF比もフォローの約5倍がフォロワーという割合になっています。単純にフォローをたくさんするといった手法は使わずともアカウントを上手く育てると結果が出てくるようになります。
また、インスタグラムは10代~40代までの幅広い年齢層に支持されているSNSであるため発信の内容を固めていけば必ず結果は出てくるようになります。
インスタグラムでは、LINE公式とは異なりフォロー・フォロワーのシステムがあるため”優良顧客層”の人たちにフォローしてもらい、拡散可能な状況を作り出すことも大切です。インスタグラムではDM機能がついているため、学生の予定に合わせた治療日の決定なども連絡を取ることができます。
インスタグラム運用のデメリット
インスタグラムの運用デメリットは、”時間がかかる”、”投稿内容に意図が必要”、”ターゲティングとタグ選定が必要”の3つあります。
スグに効果を出すことが難しい分、最も大切になるのは継続して運用していくことです。ここが一番難しい課題になるとは思いますが、運用指針さえしっかりと固まれば継続することは容易になってきます。
まとめ
SNSは冒頭にもあったように急速な成長市場です。これからの時代には必須とも言える状況の中でLINE公式とインスタグラムの2つに絞ってご紹介しました。
SNS運用にはある程度時間がかかるものなので初めから大きなリターンを気にせずにコツコツと継続していくことが大切です。特に接骨院・整骨院のSNS運用はまだ全然力を入れているアカウントは少ないです。インスタグラムで検索機能もあるのでぜひ他のアカウントの運用状況を把握してみてください。
そこに差別化可能な要素がたくさん眠っています。一人運営でも十分戦える市場なので今のうちに運用指針を決めて今日から動いていきましょう。
SNSは使い方ひとつで大きな可能性を秘めているので代行運用でも絶対に行なうべき活動だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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