接骨院で集客の次に問題に出てきやすいチームマネジメント。
院内でこんな悩みありませんか?
「なかなか思うように動いてくれない」
「以下スタッフがなかなか育たない」
「院内の雰囲気が良くない」
このような悩みを抱えている院長や経営者の方も多いのではないでしょうか。
これらの問題を解決するには3つの視点が大切です。
①まずは与えることから
②スタッフの行動を肯定
③感情で物事を判断しない
今回はこの3つの視点の詳しい方法や思考についてご紹介していきます。
まずは”与える”こと
スタッフに対して何か期待していることや行動して欲しいことを考えるよりもまず、自身のマインドセットから入ります。
そのマインドの根っこが”与えること”です。
どんなことを与えるのか?というと、何でもOKです。
何でもOKですが、前提として”必ずその人のためになること”を与えましょう。
そのスタッフが感じる価値にフォーカスをすることです。
見返りを求めずに、スタッフが価値を感じる物事に対して行動する。
これだけです。
これだけとは言いつつもとても大変な部分だと思います。
ですが、まずは自分が与えることだけを考えると結果的に見返りもついてくるという不思議な体験をすることができます。
自ら実践することで、院のワークバランスを整えることができます。
この”与える”ことの原点の考え方をこちらで学ぶことができます。
チームの雰囲気やスタッフの意欲などを変えたいと思っている先生にオススメの1冊です。
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スタッフの行動を肯定
スタッフの行動一つ一つにケチをつけて指摘していませんか?
自身より劣ると分かっているのであれば今すぐにやめましょう。
新卒のスタッフを見るときに今の自分の価値観やスキルの目線で判断するのが一番危険です。そのあとの関係性は修復が難しくなり、離職率を高める要因にもなります。
まずは、行動に対して否定をしないこと。
その次にWhy(なぜ)の部分を聞くようにします。
「そのミスはなぜ起きたと思う?」
「結果に対してどんなことが想定できそう?」
「患者様の離反している理由はなぜだと思う?」
このように質問で会話を進めていくことが大切です。
問診の時には何気なく使っているのではないでしょうか?
オープンクエスチョンを使って痛みの原因を探っているハズです。そのときにクローズドクエスチョンだとイエスorノーになるのでまた深く聞く質問をしなくてはなりません。
問診と同じようにオープンクエスチョンを用いて聞いていき、肯定的な言葉で伝えるようにしましょう。
感情で物事を判断しない
最後に一番やってはいけない、感情に左右される判断力です。
どんなときでも同じ目線や視点で物事を判断することがチームの成果につながるので自身の感情よりも客観的に判断できるようにしておきましょう。
逆に助言や何か声をかけた際に相手が感情で反応してきたらいい思いはしないはずです。
なので物事の本質を捉えたいときには、先ほどの行動を肯定するときと同様に質問を使ったりオウム返し(返報性の法則)を用いて探るようにしていきましょう。
当たり前のことを言われていると感じるかもしれませんが、実際に感情で物事を判断してしまう人はとても多いです。この機会に院内で判断をしなくてはならないタイミングがきたら実践してみてください。
まとめ
チームマネジメントで大切な3つの視点をご紹介してきました。
まずは自ら与えることに徹して、スタッフの行動を肯定しつつ、自身の感情で判断しない。
この3つができるだけで、チームの力はついていき働き方や指示待ちのような人は少なくなるはずです。
今日から実践できることばかりですので、ぜひやってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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