”接骨院”と”整体院”の違いは何?違いを知らない人は危険かも?

接骨院経営
スポンサーリンク

「接骨院」と「整体院」の特徴は何?

この2つについて質問された時にどんな所なのか、その違いはどんな部分なのかについて分かる方がどれくらいいるでしょうか。


今や接骨院、整骨院は乱立している状態です。

また、整体院も薄利多売の状態で価格競争が激化しています。

結論から言うと、この2つは大きく違う点が5つあります。

接骨院の概要、整体院の概要を説明したあとに5つの違う点について説明していきます。

スポンサーリンク

接骨院はどんな所?

接骨院(整骨院)は、柔道整復師と呼ばれる国家資格を有し”捻挫” ”打撲” ”挫傷(肉離れ)” ”骨折” ”脱臼”に対して施術を行なうところです。


上記の施術を行なう際に健康保険を使用することができるのが整体院と大きく異なる部分です。

今や柔道整復師の資格はさまざまな分野で
活躍を広げています。


スポーツトレーナー、整形外科、クリニック、介護業界など
働き方は接骨院(整骨院)に限られていないので就職に困ることは少ない資格です。

整体院はどんな所?

整体院とは、
資格などを持たずに体に触れることが出来ます。
※なかには整体院でも資格を有している方もいらっしゃいます


接骨院とは異なり、健康保険を使用して施術を行なわないため回数券の制度がある場合が多く1回の施術料金は3000円前後となります。

(店舗によっても異なりますが、回数券は基本的に高単価な場合が多いです。)

 

 
【接骨院・整体院を利用している方へ】
接骨院で支払い料金が2000円を毎回超える場合には何か特別なことをされたのか?をまず初めに考えるようにしましょう。
料金の説明がない場合には、施術以外にも料金が加算されている可能性があります。

 

接骨院と整体院の違い5選

「接骨院」と「整体院」の大雑把な説明を上記でしましたが異なる点を5つ挙げていきます。
もちろん他にもあると思いますが大きな違いが分かることで接骨院経営・整体院経営それぞれの戦略が明確に立てられるようになります。

 

①国家資格の有無

先ほどご紹介したように接骨院(整骨院)は
柔道整復師と呼ばれる国家資格を有しているのに対し整体院では無資格でも施術ができる点で大きな違いがあります。

 

②健康保険施術の可不可

接骨院(整骨院)では”捻挫” ”打撲” ”挫傷(肉離れ)” ”骨折” ”脱臼”のみ健康保険を使用して施術をすることが可能です。
→スポーツ中のケガやぎっくり腰など原因がはっきりした痛みが対象となります。

整体院では健康保険を使用した施術が
出来ない分手厚い施術を受けられます。

神経痛や頭痛など根本的な原因を見つけ
施術をします。

 

③施術料金の差

接骨院(整骨院)では健康保険を使用した場合にかかる
自己負担額は整体院と比較すると安くなります。(1回500円前後[※初診以降の料金目安])

整体院では回数券などを使用している場合が多く
1回の施術料金は低くても3000円程度かかります。

 

④働き方の選べる範囲の違い

接骨院(整骨院)で働ける柔道整復師や鍼灸師はスポーツトレーナーや整形外科・クリニック、介護施設など活躍の場は多く働き方は自分で選ぶことが可能です。

一方、整体院では国家資格などを有していない場合多岐にわたって活躍するには制限が強まる可能性が考えられます。

 

自由度に差がある

接骨院(整骨院)は健康保険を使用できますが施術範囲の自由度は低いです。
限られた条件に対して施術を行なうのが通常で、捻挫や打撲などのケガに対して施術が可能なのが接骨院です。

その反対に整体院では自由度が高く、全身に対してアプローチをし根本的な改善に導く施術を受けられます。整体院の場合には回数券の購入を促されるケースが多いです。

 

実際に通うならどちらが良いのか?

どちらかを決めるというよりも適切な
判断ができる状態が大切です。

スポーツや日常生活でケガを
してしまった場合には「接骨院


慢性腰痛などの症状に
悩んでいる場合には「整体院

 

ざっくりとしたこの覚え方で問題ありません。

今後の接骨院経営はどうなる?

現在、世間一般的には接骨院も整体院も同じ括りになっています。

なので接骨院(整骨院)が整体と同じような経営戦略を取っているとレッドオーシャンになっている状況から抜け出せず高い広告費など対策の方法が狭まってしまいます。

 

接骨院(整骨院)を健全に運営していくためには
まず第一にマーケティング知識が必要となります。

 

 


このマーケティング知識が柔道整復師の業界は乏しい傾向にあります。


なので体の知識・施術の技術に磨きをかけるも経営に悩み最終的にコンサルタントに頼る流れが現在多くなっています。

 

この状況を打開していくためには、
まずは基礎を身につけることです。


どのように、どうしたらいいのか。

現状の経営に悩んでいる先生
自費に移行したくない先生
ぜひこの機会に学んでみましょう!

 

次回、目的と目標の考え方捉え方についてお伝えします。

 

 

\最後までお読みいただきありがとうございました/

コメント

タイトルとURLをコピーしました