【接骨院と整形外科】違いを理解して集客を考える

接骨院と整形外科の違いを理解して集客ができていますか？

また、整形外科と適切な連携が取れていますか？

これをちゃんと理解している人って意外と少ないです。今回は当たり前と思われる接骨院と整形外科の違いについて確認していきましょう。

接骨院と整形外科。接骨院と整体院。
それぞれを分けて考えることでどのような戦略で運営していくかが決まっていきます。

現状を変えていこうとしたときに市場がどのような状況なのかを多角的に判断することが重要です。

接骨院と整形外科の違い

接骨院では、外傷(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷)のケガに対して施術を行なう場所です。

一方整形外科では、急性症状から慢性症状まで幅広いジャンルに対して診ていただけます。また、レントゲン撮影や薬の処方などが行われます。

大きな違いで言えば、外傷時に差が出てきます。

柔道整復師が勤務する接骨院では、骨折・脱臼に関しては同意が必要です。

整復作業を行なうことはできますが、応急処置という括りになってしまうので医師の同意をうけるために整形外科を受診してもらいます。

整形外科の役割

整形外科は地域医療として必須の場所です。まずは整形外科の役割を改めて確認してみましょう。

このようなサービス内容は当たり前のように理解していると思いますが、接骨院と大きな違いはどこにあるでしょうか？

待ち時間や徒手検査の時間が問題に挙げられやすいです。

患者様の待つ時間は整形外科と接骨院では異なってきます。１～２時間が当たり前の状態となっていてかつ、徒手検査を行なう時間はほぼありありません。


徒手検査を行わない理由として、もともと徒手検査には70％程度の信ぴょう性しかないため症状の原因を特定するにはレントゲンやMRI検査の方が良いという判断です。

接骨院の役割

次に接骨院の役割を確認していきましょう。

今や接骨院(整骨院)は多様化していますが、外傷に対して施術を行なうことができるためドクターとのつながりがとても大切となります。

一般的に接骨院では長くても30分程度の待ち時間で済む場合が多いです。

差別化を図ること＝整体のような骨盤矯正やマッサージというのは今後長く続くかはわかりません。外傷に力を入れている接骨院(整骨院)の先生は整形外科との連携を強化できるような施策を立ててPDCAサイクルを回していきましょう。

PDCAサイクルの具体的な方法はこちら▼

外傷に特化した経営をしていくには、日々の業務内容が大切になります。例えば、捻挫や肉離れの際の包帯やテーピング処置などを積極的に行ない、患者様の感じるイメージを作り上げていきましょう。

具体的な集客方法

ここまで記載した接骨院と整形外科の違いをもとに集客活動をしていきます。

ここで大切になるのは手法を深く考えなくて問題ありません。

ポスティングをしたり、ホームページを強化したり、SNSを運用したりなど挙げると複数の施策が出てきますが、重要なのは中身です。

整形外科と異なる部分で患者様にとって接骨院に通院するメリットを訴求することです。

ですが、○時まで受付！や待ち時間少ない！などの訴求では来院には繋がりません。

具体的に患者様の症状はどのような処置をしてどのように変化するのか。をベースに言葉を考えていきましょう。オススメは紙に情報や自分自身の思考を書き出してみることです。


思考を紙に書き出すことで案が出てきます。院で大切にしていること、これからどんな接骨院にしていきたいのか。など。

上記のように一つの行動施策によって生まれるメリットを考えていくことで本当に必要だと感じる患者様の集客につながってきます。

言葉を簡単にすると”その施術や処置をしたことで何が変わるのか？”という部分を想像して試行錯誤することでより良い施策が出てくると思います。

まとめ

今回は接骨院と整形外科の違いについてでした。

互いの強みや仕事をしていく上で必要な情報は常に知っておきましょう。

何かをするにしても、どのような思考で動くべきなのか。を整理することで集客に困ることも少なくなると思います。

施策方法よりも内容を重視すると結果につながりやすいです。

「あなたの悩みはこれを受けることで、解決する」というようなイメージです。

更には施策の内容を必ずPDCAサイクルを回すと集客はより精度高い状態で出来るようになるでしょう。

ぜひ、参考にしてみてください。